プレゼントをするときは、相手の好みをしっかり把握して、迷惑がかかるようなら控えましょう。 |
|
もらって困ったプレゼント
昔。
と言っても、何年か前ですが、とっても困るプレゼントをもらってしまいました。
それは・・・。
下着の山。
短大時代にお付き合いしていた彼氏。
頭のいい私立大学の彼を知り合ったのは、仲の良い男友達の紹介でした。
頭も良くて、おしゃれな人。
第一印象はそんな感じでした。
わたしに対してもリクエストが多く、彼がプレゼントしてくれた白いワンピースが一番のお気に入りでした。
そのワンピースを着て、デートしているとき、ワンピースに合うサンダルを見つけ、試しに履いたときも、店員さんに、
「このまま履いていきます。」
と、わたしの意見も聞かず、買ってくれたり。
まぁ、自分のお金じゃないし、文句もないんですけどね。
そんな彼。
当然、親の期待が強く、付き合い始めたころから、わたしとのお付き合いを反対されていたみたいなんですね~。
わたしの自宅に彼の母親から直接電話があったんです。
たまたま外出していたわたしですが、電話を応対した母はびっくりしたみたいです。
何事?なんて、聞かれましたが、わたしも何の用事かも検討つかず。
彼から電話があったときに、聞いてみると、彼も知らなかったらしいのです。
次のデートで、その話題が出ると、彼はとたんにいつもの自信家な雰囲気を見事に崩し、ぽつりぽつりと話し始めました。
わたしとのお付き合いを反対されている、と。
なんだか、面倒くさくなっちゃったんですよね。
いまどき、身分の違いとか、学歴の違い、なんて問題もありませんが、たぶん、わたしが気に入らなかったのでしょうね。
彼の母親が言うには、わたしとのお付き合いは、学業の妨げになる、という理由だったようです。
そんなものですか?
それより、たぶん、彼が母親から言われたことを気にしているのが、一番嫌だったんですよね。
1ヶ月もたたないうちにお別れしちゃいました。
それでも、ときどき、何かの拍子に電話をかけてくる彼。
無事に大学を卒業し、某有名下着メーカーに就職したことも聞きました。
中でも、ちょっと価格も高めのプランドにあたる部署で配属だったらしいのですが、そこの下着をいくつかチョイスして段ボールいっぱいに送ってくれたのです。
しかしながら・・・。
Tバックが主で、やたら面積の少ないブラや、奇抜色のもの。
普段こんなもの、使えるかーって感じのものばかりでした。
捨てるのさえ恥ずかしい。
そして。
部屋の隅に追いやっていたんですが、いつの間にかその段ボールがなくなっていたのです。
母が見かねて捨ててくれたのかと思いきや、その中身のほとんどを妹が使っていたのです。
イベントコンパニオンをしている妹にはもってこいの下着だったみたいですね。
なんとか、なくなってくれたことに感謝したものです。
|
|
|