思いがけないプレゼントに・・・

当然。
そんな事実は話せまんよね。

今さら、返しに行くなんてことも出来ないでしょうし。
しかも、みんなで選んで買ってくれたもの。

わたしが欲しいって言っていたの、覚えてくれていたんだ。
友達の気持ちも嬉しくて、とりあえずはつけてみることにしたんです。

自分ではそのとき、喜ぶ反応を見せるまでに、かなりの時間が経過したように感じましたが、実際は、一瞬の出来事だったんでしょうね。
“あまりの驚きに、反応が鈍ってしまった・・・。”
なんて、つぶやいてしまったのですが。

つけてみると、やっぱり素敵。
ネットで見たときより、もっとキラキラしていて、色どりも綺麗。
黒のカバーにスワロフスキーが栄える。
もし、iPhone5の話しがなかったら、きっと、もっと宝物になっていたと思います。

その週の週末。
彼氏にそのカバーを見せて、説明してみました。

変更するの、もっと後にする？
なんて、言われてしまいましたが、悩みますよね。

せっかくおそろいのiPhoneを買ってくれると言った彼氏の気持ち。
それに、わたしが欲しいと騒いでいたケースを、みんなで相談して買ってくれた友達５人の気持ち。
どちらも大切にしたいというもどかしさ。
結局、この日は決めることが出来ずに、また近くなったら相談しよう、ということで話しは終わりました。

人って、不思議なものですよね。
ちょっと、そのことで悩んだりすると、素直に喜んだり、はしゃいだり出来ないんですよね。
わたしみたいに、自分の感情に正直に騒ぐタイプって、もろに、自分の気持ちが全面に出てしまうんですよ。

ある日、友達に、
「もしかして、好みのやつじゃなかった？」
なんて、聞かれてしまいました。

やっぱり、中途半端なままでいるって、苦手だなぁ。
そんなとき、彼氏から、提案がありました。
クリスマスのプレゼントにって、言っていたけれど、来年の誕生日まで伸ばそう、という提案。
それころまで、わたしと変わらず、思いあう気持ちがあれば、という条件つきですが。
今年の、という約束は、とりあえず延期にしよう、と。

その代わり、友達からもらったケースを１年間しっかり大切にすること。

クリスマスプレゼントは、iPhoneの変わりに、旅行にでも行こうか、と。
実はわたし、ディズニーランドにも行きたいって、前にさわいでいたんですね～。
エレクトリカルパレード。
ミッキーマウスのサンタバージョンが見てみたかったのです。

わたしのテンションMAX。

もう、ケースのことで悩んでいることも忘れてしまいました。

だいぶ日にちがたって、ディズニーランドへ行くことになったいきさつを黙っていられず、結局、友達にもケースのことで悩んでいたことを話してしまったんですけどね。

最初から話せ、と、怒られました。

結果オーライで良かったと思います。